祈りの会

行事

東日本大震災で宮城県では9544人、行方不明者が今もなお1213人もおられます。
この震災から12年経つ前日の3月10日に祈りの会を行いました。
今年は、東日本大震災のほかにトルコの大地震についてもクラスで話し合い、考えたお祈りをお捧げしました。
☆東日本大震災で亡くなられた方が天国で安心して過ごせますように…。
☆まだ悲しい想いをしている方が早く笑顔になりますように…。
☆トルコ大地震で困っている方々が早く元の生活に戻れますように…。
☆この優しい子供達のお祈りが神様のところに届きますように…。
その後『きぼうのおか』~千年先のきみへ~という絵本を見ました。
この絵本は東日本大震災によって母親と弟を亡くし、悲しい思いをした男の子と父親の実話に近いお話し。
東日本大震災によって流された自分の家や沢山の瓦礫で避難丘をつくり、その回りに植樹をし森の堤防をつくり、前向きに希望を持って生きようとします。
実際に仙台空港近くから南に10Kmにわたって14基の避難丘があり”千年先の子供達が笑顔で暮らせるように”と願いが込められて作られました。
もし、機会があれば、ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
この子供達が生まれる前の震災のできごとをどの様に伝えていくべきか…。この土地で起こった震災を悲しい事、恐い事と捉えず、これから自分達にどんな事ができるかを考え、次に繋がる何かを感じる機会になればと切に願っています。